
韓国料理の魅力を家庭で味わいたいなら、基本調味料を正しく選ぶことがカギになります。
今回は、家庭で手軽に手に入る韓国の調味料を選び方や使い方を詳しく解説し、あなたの料理を一段と美味しくするコツをお伝えします。
これからご紹介する情報を押さえて、韓国料理の世界をもっと身近に感じてみましょう!
韓国料理の基本調味料とは?

韓国料理に欠かせない調味料をしっかり把握することで、家庭で手軽に本格的な味を再現できます。主な調味料としては、コチュジャン(唐辛子味噌)、テンジャン(韓国味噌)、魚醤(魚を発酵させた調味料)、ゴマ油などが挙げられます。
コチュジャン

韓国の代表的な調味料で、辛味と甘みを兼ね備えており、炒め物やスープ、ビビンバなどに使われます。
メーカーによって辛味や味わいが違うので、ご自身で試してみてお好みの味を使いましょう!
waktak cooking classで使用しているコチュジャンは、いろいろ試してみてスンチャンコチュジャンを使用しています。
しっかり辛味があり、甘さが控えめでスッキリとしているのが特徴です。
大きいスーパーや韓国食材店で購入できますが、通販で確実にご購入いただけます。
テンジャン

味噌としてだけでなく、スープや煮込み料理にも使われ、深いコクを加えます。
日本の味噌よりも、少し納豆に近いような香りがするのが特徴です。
waktak cooking classでは、王信のテンジャンを使っています。
正直、本場のテンジャンは馴染みがないと少し苦手…という方もいらっしゃると思います。
そんな方は、日本の熟成味噌を使うのがおすすめです。
直売所などにある「3年味噌」と書かれているものは、文字通り3年以上熟成した味噌で、若い味噌よりも風味が豊かで塩分がマイルドになっているため、韓国のテンジャンと風味が似ているけど、日本人の好みに合った韓国料理に仕上がります。
waktak cooking classでは、できるだけご家庭で揃えられる食材を使用したいと考えているため、日本の3年味噌を使うことが多いです。
魚醤

醤油とは異なり、魚の風味と旨みを兼ね備えた調味料で、韓国料理には欠かせない調味料です。
特に、キムチには必ずと言っていいほど入れる調味料で、韓国の家庭には必ず置いてあります。
waktak cooking classで使用している魚醤は、CJのイワシエキスです。
価格もお手頃で、各地のイオンに入っているKALDIによく置いてあります。
これから韓国料理を学びたいと思っているあなたは、ぜひ揃えてほしい調味料です。
また、もっと調味料にこだわりたい!と思っている方にとっては、王信の魚醤もおすすめです。
こちらは、とことん素材と製法にこだわった魚醤で、ここぞという時に使っています。
ゴマ油

料理に香ばしさを加えるゴマ油は、韓国料理の風味を引き立てる必須アイテムです。
waktak cooking classで主に使用しているゴマ油は、スーパーでもお馴染みのかどやの純正ごま油。
風味が良くて、添加物も使用していないため、安心してお手軽に使えるゴマ油です。
そのほかに、韓国へ行くと路上売っているゴマ油も買ってきます。
このゴマ油は、とても濃厚で風味も強いため、サラダに使う時や最後の仕上げに使うときに使っています。
韓国へ旅行に行った際にはぜひ勇気を出して買ってみてください。
エゴマ油

ごま油に似ているけど、風味を変えたい時に使います。講師ひかりはこのエゴマ油が好きで、よく使います。
少し独特な風味のするエゴマ油は、オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸を豊富に含み、血流改善や生活習慣病の予防に役立つとされ、注目されている調味料です。
少し健康に気をつけたい方は、普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
waktak cooking classで使用しているエゴマ油は、オトゥギのエゴマ油です。
少し値段は高いですが、一本で長く使えるので長い目で見ればそれほど高いものではないように思います。
韓国料理の基本調味料を選ぶポイント
韓国の調味料は種類が豊富ですが、どれを選べばよいか迷うことも多いでしょう。家庭用に適した調味料選びのコツは次の通りです。
品質を重視する

特にゴマ油や魚醤は、品質が味に大きく影響します。化学調味料が少ない、天然素材を使用したものを選ぶことが大切です。
普段使いに調味に使うお手頃なものから、その味を際立たせたい、ここぞという時に使う調味料で、メーカーや種類などを変えてみると、料理に幅がでます。
普段のお買い物で少しだけ気をつけて見てみて、ぜひお好みの調味料を探してみてください。
保存方法を確認する

開封後の保存方法も重要です。例えば、コチュジャンやテンジャンなどは痛みやすいため冷蔵庫で保管すること。
また、ゴマ油などは風味が劣化する場合があるので、直射日光が当たらない常温で保存するのが良いです。
ゴマ類を冷蔵庫で保管すると、成分が結晶化して白濁したりする「凍結現象」というものが起こりやすくなるので、開封前・開封後のどちらも冷蔵庫には入れないようにしましょう。
どの調味料も、空気に触れると風味が損なわれますので、使用後は蓋をしっかり閉めることも忘れずに。
韓国料理における調味料の使い方

韓国料理の調味料はただ使うだけではなく、使い方にコツがあります。例えば、コチュジャンを使った料理では、まず他の調味料と合わせてから炒めることで、深い味わいが引き出せます。
コチュジャンの使い方

炒め物やスープに入れる前に、少量のごま油で軽く炒めると香りが立ち、より美味しくなります。
スンドゥブチゲを作る際に、まずはコチュジャンを炒めてから使うことで、より風味の良いチゲに仕上がります。
ゴマ油の使い方

仕上げにゴマ油をひと回し加えるだけで、料理に深みが出て、香ばしさが増します。
韓国風のサラダを作りたい時には、風味が損なわれいよう食べる直前にゴマ油を回し加えましょう。
家庭でできる本格韓国料理レシピ
基本調味料を使った簡単で本格的な韓国料理を家庭で楽しんでみましょう。例えば、ビビンバは、韓国調味料を駆使することで簡単にお店の味に近づけます。
ビビンバの作り方

ご飯の上に野菜、肉、そしてコチュジャンを乗せて混ぜるだけ。仕上げにゴマ油をひと回しすると、さらに本格的な味わいになります。
調味料などを単品で使っても本格的な韓国料理に近づくことができますが、難しいのはいくつかの調味料を組み合わせてより深みのある味わいに仕上げられるかということ。
waktak cooking classでは、本場の調味料を各種揃えており、その組み合わせを丁寧にお伝えしながら、より本格的な韓国家庭料理をお伝えしています。
もし、さらに本格的な韓国料理を学びたい方は、私たちの料理教室で実際に韓国の家庭料理を作る楽しさを体験してみませんか? 料理教室では、ご紹介した調味料を使った本格的なレシピを紹介し、実際に料理を作りながら学ぶことができます。

韓国料理の調味料を使って料理の幅を広げよう

韓国料理の調味料をうまく使うことで、家庭料理のレパートリーが広がります。挑戦したい料理のアイデアやアレンジ方法をぜひ試してみてください。
韓国料理に欠かせない調味料は、家庭でも簡単に取り入れられます。調味料選びと使い方のコツを抑えて、本格的な韓国料理を楽しんでください。ブログでは、さらに詳しいレシピやコツも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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