
週末、久しぶりに家族3人で過ごす時間ができました。
日々の仕事や予定に追われて、意識しないと一緒に出かける時間さえつくれない。
そんな我が家にとって、今日は特別な1日になりました。
母は土日にレッスンがあったり、
父は手術による仕事の遅れを取り戻したり、
息子は友達と遊ぶことを優先したり。
そんなこんなで、家族3人がそれぞれのことをこなしすぎていて、とても久し振りに家族3人でお出かけをしました。
午前中、息子は例の如くお友達との約束があったのでその時間を楽しみ、出かけるのは午後から。
僕も久しぶりにダラダラと時間を過ごし、ほんの少し目を瞑ったらいつでも寝られる…という、状態まで疲れ切っていることに気づきました。
手術後、松葉杖をつかなくても歩ける状態からほぼ休みなく働いても、仕事が追いつかない現状が 僕を焦らせていたのですが、気づけばここまで体を酷使していたのだと改めて実感しました。
これではまたどこかを悪くしてもらうな…と、ひとりで考えて苦笑いをしてしまいます。
この日の午後からの予定は、
- お昼ご飯を久しぶりに外食
- いつも参っている神社へ参拝
- 弥彦に行って足湯に入る
- 帰りに日帰り温泉に入って終了
こんな感じ。
それでもなんだか息子が楽しめるものがないな…と、お昼を食べた後すぐに大きな公園に最初に行ったのが運の尽き。
歯止めが効かなくなった息子は、結局夕方まで遊び倒してタイムアウト。
せめて足湯に行こう…と思ったのですが、家族3人汗でべとべとになってしまい、どこからともなく「温泉でさっぱりしたい…」との声が聞こえてきたので、最後の目的地だった温泉に入って帰ってきました。
それでも、やっぱり楽しかったなぁ。
個人事業主の夫婦ふたりと、自由で風のような息子。
「時間が合えばお出かけしたいね」では、たぶんこの先3人で出かけられることはないのだと思います。
息子がまだ小さかった時には、家族3人で出かけることが当たり前だった時代があります。
保育園時代、息子は学区外の保育園に通っていたこともあり、近所にお友達はいませんでした。
でも小学校に通い始めてからは、近所に遊べる子たちが文字通り「軒を連ねて」いるのです。
保育園時代の憂鬱を晴らすように、そんなお友達の家に、アポなしで片っ端からピンポンを鳴らして遊べるか聞いて回る息子。
そんな息子だから、おそらくあと2〜3年もすれば(もっと早いのかな…)、僕たちがどんなに駄々をこねようと、息子はひとりで行動するようになると思う。
駄々をこてね言うこと聞いてくれる今のうちに、遊んでもらって楽しまなければ…。
忙しさの中で、つい後回しにしてしまう「家族の時間」。
思い切って出かけたその先には、ちゃんと宝物みたいな記憶が残ってくれるのですね。
▶︎父から見た息子のこと、エッセイで綴っています。