waktak cooking class
2025年キムジャン

季節を漬ける、発酵の体験。
旬の野菜を刻み、塩で揉み、手で和える。
時間とともに深まる発酵の味わいを、ご自身の手で仕込む特別な一日です。
毎年白菜が美味しい時期に行うキムチのワークショップ。
今年もこの季節が近づいてきました。
息子が生まれた時に、この子が大人になったら我が家のキムチを引き継ぎたいと思いました。
なぜそんなことを思ったのかはわかりませんが、息子の寝顔を見ていてふと思ったのです。
それは同時に、私も母からキムチを受け継ぎたいと思う瞬間でもありました。
こうして始まったキムチを漬ける習慣は、今では私の体の中に染み付いています。
そんなキムチは、今では全国から注文をいただくキムチになりました。
母の愛情を、全国のキムチを注文してくださる方々へ届けるつもりでいつもキムチを漬けています。
今後はあなたが大切な方へ届けられるように-。
母から習った我が家のキムチをそのまま受け渡すワークショップです。
キムジャンの内容

学べること
キムチの基本の仕込み方
白菜の塩漬けから下準備。
ヤンニョムの作り方から塗り方。
私が母から受け継いだ実際に本場の家庭で作るキムチをそのままに、レシピ付きで丁寧にお伝えします。
発酵の知恵と保存の工夫
コッチョリ→シンキムチ→ムグンジ。
漬かり具合によって変わるキムチの名前があるように、キムチを保存して発酵する過程で1日ごとに味が変わるキムチを楽しんでいただきたいと思っています。
「ひかり母さんが育てたキムチ」
この名前には、「育てる」というキーワードを込めています。
少しずつキムチが育つ過程を楽しんでいただけるよう、美味しく発酵できる保存方法や、その過程で楽しめる料理などをご紹介致します。
日々の食卓に生かせるアレンジ
浅漬けから熟成キムチまで。
韓国本場の家庭では、ただキムチをご飯に乗せて食べるだけではなく、時にキムチを大胆に使って、時にキムチを調味料のように使って様々な食べ方で冬に漬けたキムチを翌年の冬まで楽しみます。
キムチチゲは酸っぱくないと…。
ポッサムには漬けたてじゃないと…。
こんなふうに、キムチの状態によって料理が決まっていきます。
発酵の過程によって変わるキムチの料理や、ヤンニョムの使い方まで、日々の食卓がワクワクするようなアレンジもまた、このワークショップには欠かせません。
当日の流れ

講師のデモンストレーション
講師ひかりによるデモンストレーションをご覧いただきます。
当日はこちらでご用意する白菜の塩漬けの方法。
ヤンニョムの作り方。
ヤンニョムの塗り方。
保存の方法。
一通りキムチ漬けの一部始終をご覧いただいてから、ワークショップに入ります。
参加者による仕込み体験
実際に手を動かして、キムチの仕込みを体験していただきます。
ヤンニョムの塗り方は、最初はぎこちないもの。
ヤンニョムが多く入りすぎたり、逆に薄すぎたり。
それによって、出来上がりの味も大きく変わります。
ご自身で手を使って、感覚で体験してもらうことにより、食べた時の味覚を感じてもらい、
「ちょっとヤンニョム多すぎてしょっぱくなったな。」
「ヤンニョム少なくて少し味が薄いな」
など、実際に感じていただきたいと思います。
正解はありません。
大切なのは、ご自身や大切な人の「美味しい」という言葉。
次回はそれに合わせられるよう、最初の一歩を踏み出してみてください。
試食タイム(季節の副菜と一緒に)
仕込みが終わったらいよいよお食事です。
こちらでご用意した副菜とともに、まずは漬けたてのキムチを召し上がっていただきます。
同じ日、同じ時間をキムチというキーワードで共有したメンバーとともに、感想を言い合ったりして、お食事をお楽しみください。
できるだけ、その時間を多く取りたいと思っています。
初めてのキムチ作りで少しだけ疲れた体をゆっくりと癒してください。
自分で漬けたキムチをお持ち帰り
ご自身で漬けたキムチは、丸ごとお持ち帰りいただきます。
自分で漬けたキムチは、とても愛着が湧いておいしさもひとしおです。
少しずつ召し上がっていただき、キムチが育っていく過程をご自宅で楽しんでください。
ご家庭の冷蔵庫に合ったホーロー容器やタッパーなどをご持参ください。
開催概要

日程:
12月14日(日)
12月15日(月)
12月27日(土)
↑開催日をタップでご予約ページへ進めます。
時間:10:30〜14:00
※終了時間は多少前後する場合がございます。
会場:
ナチュレ片山カルチャースタジオ
〒950-0863 新潟県新潟市東区卸新町3丁目16−31 ナチュレ片山 2F
https://nature-katayama.jp/culture-studio/
定員:15名(少人数制・先着順)
参加費:8,800円(税込)
ひとつの白菜からはじまる手仕事が、来年の食卓を支えてくれる。
そんな体験をぜひ、ご自身の手で。