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新潟市江南区の韓国家庭料理教室|waktak cooking class(ワクタク)
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ニンニク忘れと、やさしい始まり

2025 5/16

「料理教室の先生って、朝からどんな風に過ごしてるんだろう?」

「準備って、どれくらい大変なんだろう?」

そんなふうに思ったことはありませんか?

こんにちは。
新潟市で韓国家庭料理教室「waktak cooking class」を主宰している、ひかりです。

今日は、料理教室がある朝の私の一日、そしてちょっとしたミスから笑いが生まれたエピソードをご紹介します。

料理教室の雰囲気を知っていただけるきっかけになればうれしいです。


目次

料理教室当日の朝は、
まだ夜が明ける前から始まる

料理教室のある朝、私は4時に目が覚めます。

アラームをかけて無理やり起きるというより、むしろ教室の日は目が冴えて、体がスッと動くんです。

まずは動きやすい服に着替えて、外へ。

まだ少し肌寒さが残る中、家の周りをぐるりと歩いて野の花や草を摘んできます。

目に留まったのは、よく見ればとても美しい、道端の草花。

それらをアトリエの床に並べ、お花の先生・さゆりさんがいらっしゃるのを待ちます。

さゆりさんがその草花を使って、教室に季節の彩りを添えてくださるのです。


食材の計量から掃除まで。
丁寧に、でも淡々と進む朝の支度

お花の準備が終わったら、料理教室の本格的な仕込みがスタート。

・レシピを確認しながら材料をきっちりと計量
・野菜を切り、出汁をとり
・コンロや作業台をピカピカに磨いて…

毎回同じようでいて、少しずつ違う準備。
その日の生徒さんたちの顔を思い浮かべながら、静かに手を動かしていきます。

6時ごろになると、息子が起きてきます。
朝ごはんを作って食べさせ、登校を見送ったら、また準備の続きを。

・玄関の掃除
・トイレ掃除
・冬場なら薪ストーブに火を入れる準備

そして、お花のさゆりさんがいらして、
「おはようございます」と小さく挨拶を交わすと、ようやく自分の身支度に取りかかります。


念入りな最終チェック。それでも…

最後に行うのが、「指差し確認」です。

  • 材料、よしっ!
  • キッチン、よしっ!
  • トイレ、よしっ!
  • お茶の準備、よしっ!

一つ一つ声に出して確認するのが、私なりのルーティン。
ここまでやったら、あとは生徒さんたちを迎えるだけです。

ピンポーン。

チャイムが鳴って、最初の生徒さんがやって来ました。

お茶を淹れて、少しおしゃべり。
やがてみなさんが揃い、いよいよレッスンが始まります。


「先生、ニンニクは?」
─ミスがほどいた教室の緊張

この日は、初めての方と常連さんが半々ほど。
年代もさまざまで、少しだけ空気がぎこちないスタート。

そんな中、料理が進むにつれて、常連の生徒さんからこんな一言が飛び出しました。

「先生、ニンニクは入れないんですか?」

はっ…!!!

指差し確認までしたというのに、
韓国料理に欠かせないニンニクをまさかの入れ忘れ。

「あっ!忘れてました!!」

思わず正直に告白すると、教室にいた全員がふふっと笑ってくれました。
少し固かった空気が、一気にゆるみ、和やかな空気に変わる瞬間でした。


ミスも味のうち。
笑顔が生まれる教室を目指して

料理教室をやっていると、
「先生って完璧ですね」と言われることがありますが、そんなことはありません。

私も、何度もミスをします。
大事な調味料を忘れることも、段取りが抜けることもあります。

でも、そういう時に限って、
生徒さんがやさしくフォローしてくれるんです。

「先生らしいですね〜」と笑ってくれたり、
「そこがまた親しみやすくていいです」と言ってくれたり。

料理は、正確さだけじゃない。
「一緒に作る空気」や「笑いながら進める余白」こそが、一番の調味料なのかもしれません。

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料理教室は正解よりも
“心地よさ”を持ち帰る場所

私が主宰するwaktak cooking classでは、レシピ通りにきっちりと料理を作っていきます。

それは、初めて韓国料理に触れる方にとって、「味の基準」を知る大切なステップだからです。

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でも、それ以上に大切にしているのは、
「また来たい」と思える、あたたかい空気をつくること。

少しミスをしても、笑って流せる。
緊張しても、自然とほぐれていく。
そんな教室を、これからも続けていきたいと思っています。

ニンニク忘れのエピソードも、笑ってくれる生徒さんがいたから、今こうして書くことができました。

今日も、誰かと一緒に料理ができることに、心から感謝して。

白菜キャラ

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料理教室
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ひかり
waktak cooking class 講師
中国・延吉で育ち、季節の野菜と韓国の家庭料理に囲まれて育ちました。
「誰かを思って作るごはん」を大切に、日々のレッスンや発信を続けています。
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