ひかり– Author –

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無理をしない自然体の味つけ
台所に立つとき、いちばん悩むのは「味つけ」かもしれません。 塩が多すぎたかな、砂糖が足りないかな、レシピ通りにしてるのになんだか決まらない。 でも、waktakでは、そんなときにこそ「無理をしない味つけ」を思い出すようにしています。 正解を探すよ... -
自宅で学べる韓国料理教室|毎月届くレシピと食材で、季節の味を楽しむ動画講座
韓国の家庭料理を、自宅の台所で。忙しい日々のなかでも、ほんの少し立ち止まる時間として── waktak cooking classのオンラインクラスは、毎月1回のライブ配信とアーカイブ動画で学べる、サブスク型の料理教室です。 毎月10日〜20日の間にお申込みいただく... -
鉄釜のごはんと母の背中
ごはんの匂いで目が覚めた朝 父は朝起きたら必ず窓を全開にしていました。 せっかく布団が暖かいのに、外から入ってくるその寒さがいつも嫌で、まだ寝ていたいのにと布団の中でしばらく丸まる。 そんな朝、まだ目が覚めきらないうちに台所から聞こえる「シ... -
平壌冷麺の静けさに、わたしを重ねる午後
涼やかな午後に寄り添うひと皿の静けさ 冷たい麺に澄んだスープをそっと注いだとき。その静けさに、胸の奥がすっと整っていくような気がすることがあります。 平壌冷麺は、にぎやかさとは無縁の料理です。 スープも、具材も、語りすぎない。けれど、そっと... -
今年も“梅しごと”の季節。藤五郎梅で、梅干しと梅シロップを仕込もう
体が「梅」を欲する季節に 熱くなったかと思えば、しとしと雨が続く。 梅雨のジメジメは、体の中の水分も多くなり、ちょっと気だるくもあり、心が少し敏感になる季節です。 そんな時、不思議と、体が“梅”を欲していることに気づきます。 酸っぱくて柔らか... -
キッチンに立つ時間が、わたしの軸になる
わたしが落ち着くのは台所に立っている時 家の中で、どこが一番落ち着く場所ですか?リビング?ベッドルーム?それとも、お風呂? わたしにとっては「台所」です。 まな板に包丁を当てる音、お湯がふつふつと沸く音、野菜を炒めたときの香ばしい匂い─すべ... -
ひと口の冷麺に、あの夏がよみがえる
こどもの頃、家族で食べた外食の記憶。 今でもふと蘇ること、ありませんか? 冷麺は「外食のごちそう」だった 延吉の行列ができる冷麺屋さん 私の故郷・延吉には、いつも人でにぎわう冷麺屋さんがありました。 2階建てで、日本の小学校くらいの広さがあっ... -
オイキムチとは?韓国家庭に伝わる、きゅうりのキムチの話
「オイキムチって、どんな味?どうやって作るの?」そんなふうに気になって、このページに辿り着いた方へ。 オイキムチとは、きゅうりに香味野菜と辛味調味料(ヤンニョム)を詰めて漬け込んだ、韓国の伝統的なキムチの一種です。ほんのり甘くて、さっぱり... -
韓国の“常備菜”は、家族をつなぐ準備
冷蔵庫に並ぶ小皿は、思いやりの記録 韓国の家庭料理には、小さなおかずがいくつも並びます。 それは「たくさん作る」のではなく、「少しずつ作って、少しずつ残す」文化。 キムチ、ナムル、炒め物……冷蔵庫の中にびんやタッパーがいくつもあって、今日の食... -
“家庭料理”って、ほんとはすごいこと
台所で起きていることはただの「作業」じゃない 買い物に行って、冷蔵庫をのぞいて、今ある材料でごはんを作る。 誰かが帰ってくる時間を思い浮かべて、「今日は何を食べたいかな」と考えて。できた料理をテーブルに並べる。 それは、見た目にはただの“ル...