Lesson
料理教室について
心にひかりを持ち帰る
新潟のアトリエでのレッスンのほか、県外(現在は栃木・富山・東京・福島・仙台)でのレッスンも行っています。レッスンは、基本的にメイン1品、副菜2品をレシピ付きでデモンストレーション形式で行います。
視る・聴く・嗅ぐ・味わう・触るという、五感をその場で感じていただきたいです。
レッスンは、レシピに基づいて進行いたしますが、「なぜその調味料を使うのか?」など、大切にしたいことをご自身で気づき、発見して欲しいという気持ちで取り組みます。
レッスン後は、レシピ付きの3品のほか、こちらで予め調理した献立と保存食を合わせて、家族でいただくような温かい食卓でお食事を召し上がって頂きます。その際、季節と畑の状況にあわせてのペアリングドリンク(ノンアルコール)、厳選した緑茶や中国茶などもお出しします。
その場にいる参加者みんなで作って食事をしながら時には「文化」について話してみる。時にはアイドルやエンタメのお話。時には美味しいお店の情報交換や、おすすめの調理器具のお話。時には子育てやビジネスのお話。「韓国」「料理」「食事」と、同じ待ち合わせ場所で出会ったメンバーだから、とても話がはずみます。
ここに来れば、心に何かポカポカしたものをお土産に持ち帰れる。レッスンを通して、そんな空間を作れたらと思っています。
食材について
信頼するひとのお野菜
食材は、レッスンだけではなく、自身の暮らしの中でもほとんどが新潟県内産のものを使わせてもらっています。果物のほとんどは夫が栽培する梅や桃、ブドウ、梨を使い、野菜はご近所の顔が見える生産者から直接買うことがほとんどです。新鮮さを大切にすることはもちろん、ひとの口に入るものだから、信頼する人から買うことが重要だと思っています。調味料に関しては、コチュジャン、魚醤やエゴマオイルなどは韓国メーカーのものを使用し、それ以外の味噌、塩、醤油などは新潟県内産を使用しています。これからは、できればこの地域の風土にあった調味料を使いたいと思っているので、韓国の製法で作った味噌・醤油も自分で作りたいと思っています。
器について
ワクタクする食卓を
料理を丁寧に盛るということも大切にしています。それを実現するには器は欠かせません。日本の作家さんの一品ものをはじめ、全国各地の窯元さんで求めた一期一会の器や、古道具屋さんで見つけたもの。韓国の市場で購入して、日本まで担いできたものもあります。料理教室でありながら、それ以上にお食事も楽しんで欲しいから、自分が良いと思った器で、少し心がワクワクするような食卓を体験して頂きたいと思っています。