韓国料理– tag –
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「休まない先生」と呼ばれて─夫だけが知っている、料理教室の舞台裏
─夫である僕から見た、料理教室の舞台裏 彼女は、仕事を休まない。 熱があっても、腰が痛くても、目の下にクマができていても、僕が「今日はやめて寝てなよ」と言っても、「大丈夫」と言って立ち上がる。 「体壊すって」と返すと、ちょっとだけムッとした... -
【6月限定】冷麺・チヂミ・オイキムチで味わう、韓国家庭料理レッスン
季節の膳が、ひと皿ずつ語りかける。 6月限定|waktak cooking class 季節の特別レッスン 新潟市江南区「waktak food atelier」にて開催 ▼ 気になる方はこちらから 今すぐ予約をする ひと夏の物語を、あなたの食卓に 食べものには、記憶が宿っています。 ... -
食べるものの好みって、いつ決まるのでしょう?
「食べるものの好みって、いつ決まるのでしょう?」 ある日、ふと、そんなことを考えました。きっかけは、父とのささやかなやりとりです。 父は、決まったものしか食べない人 私の父は、昔から食に対して頑固な人でした。その傾向は、年齢を重ねるごとによ... -
失敗から生まれるやさしい味|母と挑んだペクソルギ
料理がうまくいかない日って、ありますよね でも、そんな日は、なぜか心の奥に深く残ったりします。 今日は、母と二人で挑んだ餅作りの、ちょっと失敗した、でもかけがえのない一日のことをお話しします。 「ごはん」が「餅」に変わる魔法 子どものころ、... -
母の饅頭、想像の味。
「お母さんの料理、最後に一緒に作ったのはいつですか?」 そんな問いかけに、少し戸惑ってしまう人もいるかもしれません。私も、つい最近まで思い出せませんでした。 でも今日は、母と一緒に饅頭を作りました。 目分量と「大丈夫」のあいだ 両親は今、二... -
レシピ通りじゃない「おいしさ」を、教えるということ
「料理って、どうして人によって味が違うんだろう?」 そんなふうに思ったこと、ありませんか? 同じレシピなのに、誰かの手でつくると、なぜかほっとする味になる── 今日は、そんな「味の不思議」と「教えること」のお話です。 計る料理と、感じる料理の... -
料理教室とは、“教える”ことじゃなかった。母とキッチンに立って気づいた、本当の学び
母とキッチンに立って気づいた、本当の学び 「料理教室って、なんのためにあるの?」 そう聞かれたら私は迷わずこう答えます。 「知恵をそっと共有する場所なんです」と。 中国から両親が5年ぶりに来日しました。 流行り病の影響で、毎日のようにビデオ通... -
韓国料理の基本野菜と使い方ガイド|長ねぎ、にら、玉ねぎ、大根の役割とは?
韓国料理に欠かせない「野菜」というベース 韓国料理というと、調味料や発酵食品のイメージが強いかもしれません。 でも、もうひとつの柱—それが「野菜」です。 特に家庭料理では、調味料よりも「どんな野菜をどう扱うか」が味の決め手になることも少なく... -
鉄釜のごはんと母の背中
ごはんの匂いで目が覚めた朝 父は朝起きたら必ず窓を全開にしていました。 せっかく布団が暖かいのに、外から入ってくるその寒さがいつも嫌で、まだ寝ていたいのにと布団の中でしばらく丸まる。 そんな朝、まだ目が覚めきらないうちに台所から聞こえる「シ... -
平壌冷麺の静けさに、わたしを重ねる午後
涼やかな午後に寄り添うひと皿の静けさ 冷たい麺に澄んだスープをそっと注いだとき。その静けさに、胸の奥がすっと整っていくような気がすることがあります。 平壌冷麺は、にぎやかさとは無縁の料理です。 スープも、具材も、語りすぎない。けれど、そっと...