2日間ミステリーツアーをした話(前編)

本来ミステリーツアーというものは、ツアー会社などが企画して参加者にどこへ行くのか伝えないものなのですが、我が家のミステリーツアーは企画をする自分たちすらわからない旅。

北海道へ行くにも、韓国へ行くにも、基本的にはどこへ行くのか決めずに動くので基本的にミステリーツアーがデフォルトなのです。

先日の2連休は、とりあえず朝起きて僕はダラダラとスマホを見たり、息子は今ハマっているキャプテン翼を見たり、妻は日頃の疲れを癒すべくゆっくりと布団の中に入っていたり…と、思い思いの行動をしていました。

そんな時、急に妻が「山登りに行こうか」なんて言い出すものだからそのギャップに一瞬心が「んっ!」となりましたが、そこはなんとか堪えて僕も息子も言う通りに準備を進めます。

登った山は、新潟の小学生が登る山として、初心者中の初心者が登る山。
護摩堂山(ごまどうやま)と言う山に登ってきました。

駐車場に着き、登山口のところで何やらベテラン登山家風のおじいちゃんに声をかけられます。

「半袖だと蚊に食われるよー」
「その水で足りるの?」
「この山はもう何回も登ってるんだよ」

などと、護摩堂山マウントを次々に繰り出すもんだから、若干「めんどくせぇな…。」と思いつつも、丁寧に山のことやご自身の事を話してくれるので一緒に登ることにしました。

僕たちは直線で山頂までまっしぐらの初心者コースで、登山家風おじいちゃんは途中の分かれ道で山一周コースへ…と言うことでそこでお別れ。

若干めんどくせぇなと思っていた彼との別れは、きっと今生の別れ(事故に遭うと言うことではなくて、連絡先も名前もわからないので2度と会うことはなさそうと言う意味)となりそうだったので、とても寂しい気持ちになりました。

秋と言えどもまだまだ30度越えの暑い日だったので、5歳の息子もへとへと。
それでも途中の東屋で休憩をしながらなんとか山頂へ辿り着きました。

とは言え、昨年はここよりも急で高い山に登っているので今回の山はへっちゃらだと思ったんですが、1年の間に彼にも邪念めいたものが入り込んでいたのでしょう。

「諦める」という概念がなかった彼と、「諦める」という概念を身につけた彼。

どちらにせよ、成長しているのだと思います。

山頂では用意していたカップラーメンを食べて、早々に下山。

山の麓に温泉施設があったので、そこに入ろうとしたら僕も妻も現金を持っていないことが判明。
聞けば現金決済しかしていないとのこと。

その温泉は諦めて、一度汗を流そうと家まで帰る道中でジェラート屋さんを見つけて入ってみると、ここでも現金決済のみ。

これだけ◯◯Payやカード決済が当たり前になっている世界で、温泉にも入れずジェラートも食べられないと言う現状を目の当たりにして、少し夫婦で愚痴をこぼしながら帰路につきました。

家で簡単にシャワーを浴びようと息子に言うと、どうしても温泉に行きたいとのこと。

「オレのおこづかいでパパママの温泉も出してあげる」
と言う、神様みたいな発言に何も言えなくなった僕たちは、家に帰って現金を財布にしっかりと入れ、月岡温泉の「美人の湯」へと向かいます。

とその前に、風呂に入ってしまうともはや何もしたくなくなってしまうので、先に美術館へ。

新津美術館で開催されている、【ブラチスラバ世界絵本原画展】を見に行ってきました。

こどもが生まれるまでは絵本に全く興味がなかったのですが、絵のかわいさや芸術性にどっぷりとハマってしまい、しかもこの展示は韓国の絵本が多数出てくるということで絶対行きたかったんです。

展示はめちゃくちゃ良かったです。(語彙力…。)

特に好きだったのが、イ・ミョンエさんの『明日は晴れるでしょう』という作品と、サイダさんの『草のなかま』という作品です。

『明日は晴れるでしょう』には文字がなく、黄色い線が64ページにわたっていて、その線が形を変えて1,000人の人たちと関わっていく作品。
そのひとりひとりの姿がもう愛くるしすぎるんです。

そして、『草のなかま』は芝生にたくさんの種が飛んできて、一面芝生だけだった地面にさまざまな草が生えはじめます。
それを取ったり枯らしたりするのではなく、全てを同じ高さに切り揃えてたくさんの草が入り混じった芝生にしてしまうという、なんとも優しいお話。
その草ひとつひとつに顔が描かれていて、これまたなんとも愛くるしい。

それ以外にもたくさん気になる絵本がありました。

美術館の物販コーナーでは、日本語版しか売っておらず、しかも上記の2作品はそもそもなかったので買いませんでしたが、今はネット社会ですね笑
その日のうちに注文しました。

『明日は晴れるでしょう』のサンプルはこちらでご覧いただけます。
『草のなかま』のサンプルはこちらです。

というわけで、ここから息子の念願だった温泉へ行き、無事帰宅。

楽しい連休1日目となりました。
本当は2日間の旅を書こうと思ったのですが、長くなったので今日はこの辺で。

次回は後半です。

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この記事を書いた人

高松利行のアバター 高松利行 取締役COO

新潟県新潟市で生まれ、大学卒業後は農協で働く。
そこで出会った農家に憧れて、自身が農家になるため農協を退職。
沖縄の伊江島で住み込みで農業を経験し、新潟に帰り、妻ひかりと新規就農。
農業をしながら、ワクタクのCOOとしてひかりを陰で支える。

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