ミステリーツアーから1週間経ってしまいましたが、今回はその後編です。

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後編の旅は新潟県の最北端、村上へ。
村上で、ご両親がもともと民宿をしていたところをリフォームして、再度民宿を再会したという友人を訪ねに行きました。(写真を撮り忘れた汗)

海のすぐ近くにあるその民宿は、憧れの斑鳩建築さんのリフォームによってとても心地よい空間になっていました。

全面、無垢の特殊加工された木材がとても気持ちよく、失礼を承知で終始靴下を脱いでその木材の感覚を感じていました。
ご本人たちも、「ぜひ靴下を脱いで過ごして!」なんて言ってくれるもんだから一も二もなく靴下を脱がせていただきました。

無垢の木目に沿って凹凸がある加工で、ザラザラした感触が不快ではなくむしろ気持ちが良い。
こんな加工もあるのだと、改めて日本の伝統技術の高さに感嘆しました。

その民宿を午前中にお暇して、二つ目の目的地である塩屋さんのミネラル工房へ。
何を隠そう、僕たちの梅干しや梅酢はここの塩なくして成立できないというほど、お世話になっているところです。

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梅干しを漬け始めてもう何年も経つというのに、直接ご挨拶に伺ったことがなかったので、これを機にご挨拶に伺いました。

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村上の綺麗な海水をポンプで汲み、薪を使って塩を作る製法で塩を作っていらっしゃいます。
ご主人の富樫さんからいろいろなお話を伺えて、とても良い訪問になりました。

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そのお話を伺ってからの塩は、いつも以上にキラキラと輝いていて、大事に大事に使おうと心に決めました。

本来の旅はここで終わり。
ここまででも片道2時間ほどの旅になっていたのですが、道中チラホラ見える道路の青看板には「酒田」の文字。
なんとなく、ここまで来たら山形行きたいよね…ということで、帰りのことなど気にせずクラゲ水族館へ行くことに。

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僕は数年前に一度訪れていたのですが、妻と息子は初めての訪問。
妻は最初、「クラゲ博物館ですか…。」なんて気が名乗らない様子だったのですが、行ったら行ったでそうの幻想的な雰囲気に魅了され、最終的には展示を2周して終了。

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最後の大迫力のこの展示は、ずっといたくなるくらい心が安らぐ空間でした。

そこで食べたクラゲ入りのラーメン。
なんとなく、食べずらい雰囲気がありますよね笑
牧場で食べる焼肉同様、今までカワイイカワイイと見ていたそれが食材になってやってくるというのは、どんな心境で噛み砕けばいいのか未だにわかりません。

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水族館を十分堪能してからは、酒田の山居倉庫へ。

実はその場所を僕たちはわからなかったのですが、先ほど訪れたミネラル工房の富樫さんが、「山居倉庫へ行くんですか?」とおっしゃっていたのをきっかけに知ることになり、ここでもまた「どうせなら…」と貧乏性の僕たちは再度北上することになります。

感想としては…「古い米倉庫」以外の何者でもなかったのですが笑
それでもここへ家族で行ったという事実が楽しかったのかもしれません。

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そこに神社があったのですが、いつも神社で息子が願うことは
「赤ちゃんが来ますように…。」
なのです。
しかも、あえていつも聞こえるように口にするという徹底ぶり。
ごめん息子よ。
あなたの願いはどんなものでも叶えてあげたいのだけで、そればっかりは叶えられそうにないんだ…。

と、僕たちの2日間のミステリーツアーはこれにて終了。
あとはひたすら自宅へ車を走らせ、無事に帰宅しました。

日本人は、バカンスを疲れるために過ごしている。
なんてよく言われますが、それがどうしたと僕は思っています。
海やプールサイドでひたすらゆっくり時間を過ごす…なんてことは僕には到底できません。
動いていないと気が済まないんです。

そして、息子にも視野を大きく持ってほしいと思って土日は行動しています。
昔に比べて、県外だろうと海外だろうと、あっという間に行ける近いものになりました。
一度、息子となんとなく駅に行ったら「東京でも行く?」なんて気軽に言った息子の気持ちを大切にしたいと思っています。
その時はお金の持ち合わせがなくて東京には行けなかったのですが、お金を持っていればそんな軽い気持ちで東京に遊びに行ったと思います。

こんな広い世界が目の前にあるのに、地元の小さな範囲でしか遊べないのはとても勿体無い。
町内から市内へ。
市内から県内へ。
県内から国内へ。
国内から海外へ。
そんなことが当たり前にできる世界線で息子を育てたいと思っています。

親ができることは、それをできるだけの経済力をつけることのみだと思っていて、あとは息子がどう考えるかは息子次第。

こんなミステリーツアーをどんどんやっていこうと思っています。

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この記事を書いた人

高松利行のアバター 高松利行 取締役COO

新潟県新潟市で生まれ、大学卒業後は農協で働く。
そこで出会った農家に憧れて、自身が農家になるため農協を退職。
沖縄の伊江島で住み込みで農業を経験し、新潟に帰り、妻ひかりと新規就農。
農業をしながら、ワクタクのCOOとしてひかりを陰で支える。

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