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新潟市江南区の韓国家庭料理教室|waktak cooking class(ワクタク)
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韓国精進料理とは?五観の偈とともに味わう、新潟の特別なダイニング体験

2024 10/12

韓国の伝統的な禅文化から生まれた「精進料理(サチャルウムシク)」をご存じですか?

動物性食材を使わず、野菜本来の色・香り・食感を活かして仕上げるこの料理は、単なる食事を超えた“生き方”そのもの。
新潟・長徳寺で開催された特別なダイニングでは、韓国の「五観の偈」の精神に基づき、季節の恵みを五感で味わう時間が流れました。

この記事では、韓国精進料理の基本から、五観の偈の意味、実際のダイニングの様子まで、初心者にもわかりやすく丁寧にご紹介します。

目次

精進料理を、味わうだけでなく、
体験する時間に。

2024年10月、新潟・長徳寺で開催された「韓国精進料理ダイニング」。
私たちwaktak cooking classにとって、これはただの料理イベントではありませんでした。

料理教室という枠を越えて、“食べる時間そのもの”をていねいに体験していただく——。
その想いをかたちにした、はじめての「精進ダイニング」だったのです。


精進料理とは?
韓国と日本の“静かな台所の哲学”

精進料理と聞くと、多くの方は「肉や魚を使わない質素な料理」といった印象を持つかもしれません。
けれど実際には、その背景にはとても深い思想があります。

韓国の寺院料理「사찰음식(サチャルウムシク)」は、動物性食材を使わず、野菜や発酵食品を中心に構成される料理。

五葷(にんにく・ねぎ・にら・らっきょう・玉ねぎ)を控え、素材そのものの声に耳を傾けながら、身体と心を整える一膳を仕上げます。

この「食をととのえる」という姿勢に、私たちは深く共鳴しました。


開催のきっかけは、
精進料理に込められた“食べる意味”

このダイニングを開催するきっかけとなったのは、韓国・ソウルで出会った精進料理の教室でした。

動物性食材を使わずとも、野菜の彩り・香り・食感がこんなにも豊かで、満足感に満ちている。
その感動とともに心に残ったのが、「五観の偈(ごかんのげ)」という考え方でした。

一、この食事がどこから来たのかを思う
二、自らの行いがこの食に値するかを省みる
三、心の迷いを除く薬としていただく
四、身を正し心を鎮めていただく
五、成道のためこの食をいただく

この言葉に触れたとき、畑で野菜を育てる日々や、料理と向き合ってきた時間がすべて繋がったように感じたのです。


精進料理イベントの献立|
新潟の旬を味わう韓国の膳

この日のダイニングでは、以下のような献立をご用意しました。

  • ナムル二種と自家製高菜キムチ
    素材の持ち味を活かした定番の副菜たち。
  • 松の実粥
    韓国伝統のお粥で、松の実と新潟県産コシヒカリを合わせた滋養のあるお粥。
  • 豆腐と酒粕
    水切りした豆腐に酒粕と味噌をブレンドしたたれに漬け込んだ一品。
  • ぶどうとニラの穂
    旬の自家栽培で育てたぶどうに、熟成させたニラの穂の塩漬けを乗せて。
  • 精進タンスユク
    豚肉の代わりに肉厚椎茸を使った、韓国の酢豚。
  • その他、ご飯・スープなど

すべての料理には、動物性食材・卵・乳製品は不使用。
味つけには手作りのヤンニョムや発酵調味料を使い、からだにやさしく、心もほぐれるような構成にしました。


精進料理を通して、感じたこと

参加された方からは、

「野菜だけなのに、こんなに満足感があるとは思わなかった」
「口に運ぶたびに、背筋が伸びるような感覚がありました」
「料理を食べながら、気持ちが整っていくのを感じました」

という声をたくさんいただきました。

私たちが日々、畑で野菜や果物を育て、台所で向き合っていること。
それがこうして、食べてくれる誰かの心と身体に届くこと。

それがどれほど嬉しくて、尊いことなのかを、改めて実感する時間でした。


今後も、新潟の旬で
「韓国精進料理」を届けていきたい

waktak cooking classでは、韓国家庭料理を軸とした教室を新潟市で開催しています。

その中でも、この韓国精進料理は、私たちにとって特別な存在です。
自然の恵みと、季節の移ろい、手間をかけて調理することの意味。

そういった“目に見えない贈り物”を、これからも少しずつ伝えていけたらと思います。

また次回、精進料理イベントを開催する際には、こちらのブログや公式LINEでお知らせいたします。

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「韓国精進料理」に興味がある方へ

  • 動物性不使用でも、満足できる料理を探している方
  • 食事を通して心を整えたいと感じている方
  • 新潟で、丁寧に食を学びたいと考えている方

どうぞ一度、私たちの台所に足を運んでみてください。

精進料理は、決して特別な人のための料理ではなく、「今日の自分を大切にする」ための、やさしい選択肢のひとつです。

▶︎季節のレッスンはこちらから

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ひかり
waktak cooking class 講師
中国・延吉で育ち、季節の野菜と韓国の家庭料理に囲まれて育ちました。
「誰かを思って作るごはん」を大切に、日々のレッスンや発信を続けています。
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