ワクタクの手しごと
4.UMEZU / 梅酢

毎日使って欲しいから、とことんシンプルに。
「梅はその日の難逃れ」
昔から、梅は健康によい食材として親しまれてきました。
「梅はその日の難逃れ」とは、毎朝一粒の梅干しを食べることで、その日一日の災いや不調から身を守るという意味のことわざです。
とはいえ、今の暮らしでは毎朝梅干しを食べる機会がなかったり、そもそも朝食をとらないという人も少なくありません。
お湯に梅干しを入れてじっくり飲む。
そんな丁寧な時間すら、忙しい日々の中では贅沢に思えることも。

「梅酢はその日の難逃れ」

そこで、ワクタクが提案したいのは、
「梅酢で手軽にその日の難逃れ」という新しい習慣です。
- 朝、水に数滴の梅酢を垂らして飲む
- 水筒のお水やお茶に梅酢を加えて持ち歩く
それだけで、毎日の暮らしに自然な形で梅の力を取り入れることができます。
天然のスポーツドリンク

梅の酸っぱさのもととなる成分は「クエン酸」。
クエン酸は、疲労の原因である乳酸を分解し、エネルギーを効率よくつくり出すとされています。
さらに、汗とともに失われる塩分も、梅酢にはしっかりと含まれています。
つまり梅酢は、クエン酸+塩分=天然のスポーツドリンクなのです。
我が家では、息子が毎日水筒に梅酢を入れて学校に通っています。
氷水に梅酢を大さじ1入れるだけで、夏場の熱中症対策にもなり、しっかり遊んでも元気いっぱい。
※ 酸味が苦手な方は、蜂蜜を加えるとまろやかになり飲みやすくなります。
おにぎりや酢飯にも

我が家の定番は、
おにぎりを握るときの“手水”代わりに梅酢を使うこと。
塩分があるので塩いらず。
さらにクエン酸の殺菌効果で、夏場のお出かけにも安心です。
ほんのり塩味と酸味が加わることで、
食欲が落ちやすい季節でもごはんが進みます。
酢の代わりに。彩りと香りをプラス
手巻き寿司やちらし寿司を作るとき、酢の代わりに梅酢を使えば、ほんのりピンク色の酢飯に。
自然な色味が加わることで、食卓がぐっと華やかになります。
さらに、梅のふわっとやさしい香りも、いつものお寿司に季節感や変化をもたらしてくれます。
梅酢のある毎日を

とことんシンプルに。だからこそ、毎日続けられる。
ワクタクの梅酢は、昔ながらの製法で梅と塩だけで作った天然の恵みです。
難しいことは何もありません。
暮らしの中の“ひとさじ”から、自然と体がよろこぶ習慣を始めてみませんか?
