
韓国料理の香りが、台所にふわりと漂うとき。
その秘密は、野菜でも肉でもなく、実はひとさじの「ヤンニョム(양념)」にあるのかもしれません。
ヤンニョムとは、唐辛子粉やにんにく、魚醤、醤油、砂糖などを混ぜ合わせた“合わせ調味料”。
韓国家庭料理には欠かせない存在で、漬物・和え物・炒め物・スープと、どんな料理にも登場します。
この記事では、
- 「ヤンニョムとは何か?」
- 「どんな料理に合うのか?」
- 「初心者でも簡単に使える使い方」
を紹介しながら、最後に【調味料を手軽に揃えて使えるwaktak cooking class】の情報もご案内します。
ヤンニョムって、そもそも何?

ヤンニョムは、直訳すると「薬味」「味付け」を意味します。
韓国の台所には「ベースヤンニョム」と呼ばれる、基本の合わせ調味料が常備されており、これをベースに料理を展開していく家庭が多いのです。
味の決め手となる材料には、
- 唐辛子粉(コチュカル)
- にんにく
- 生姜
- 梨
- イワシエキスやアミエビなどの海の旨み
- 昆布・煮干しの深い出汁の味わい
これらを「料理に合わせて調合」するのが韓国らしいスタイル。
日本でいう「味噌+砂糖」や「醤油+みりん」の感覚に近いかもしれません。
ワクタクのヤンニョムは、キムチを漬けるためのヤンニョムをベースにしています。
ヤンニョムの基本的な使い方5選
① ナムルに和える

野菜をさっと茹でて、水気をしっかり切り、ヤンニョムで和えるだけ。ほうれん草、豆もやし、にんじん、大根など、なんでもOK。
② キムチ漬けに使う

白菜や大根などを塩漬けして、ヤンニョムと混ぜることで“即席キムチ”に。保存は効きませんが、浅漬けとして楽しめます。
③ 肉や魚の下味・漬けだれに

豚肉・牛肉・鶏肉をヤンニョムに漬けておくだけで、あとは焼くだけで立派な韓国家庭料理に。鯖など青魚にも合います。
④ チゲ・スープの風味付けに

味が足りないとき、スープにほんの少し加えるだけで一気に韓国風に。テンジャンチゲ(味噌チゲ)にもおすすめ。
⑤ ビビンバや丼もののソースに

ご飯の上に焼肉や野菜をのせ、ヤンニョムをかければあっという間にビビンバの完成です。
【初心者向け】ヤンニョムの注意点とコツ
- 少量から使う:唐辛子粉やにんにくが強い場合があるので、最初は控えめに。
- 味見しながら加える:酸味や辛さのバランスを見ながら、調整を。
- 保存容器は清潔に:作り置きしたヤンニョムは冷蔵で1週間以内に使い切るのが理想です。
ヤンニョムを使ってみたいけど、材料が揃わない?

「韓国料理を作りたい。でも調味料が揃えられない」
これは、日本の家庭でよく聞く悩みです。
唐辛子粉ひとつとっても、日本の一味唐辛子とは全く別物。
ごま油や醤油にも種類が多く、正解がわからず挫折する人も少なくありません。
そんな悩みに応えるために、waktak cooking classでは「オンラインレッスンに調味料付き」というスタイルを採用しています。
オンラインレッスンでは、こんな工夫をしています

- 普通郵便で送れる、乾燥調味料や薬膳を毎月1品お届け
(例:韓国唐辛子粉・青花椒・干しナツメなど) - A5レシピ冊子つき(写真・調理手順つき)
- 月額3,300円のサブスク型。何度でも見られるレッスン動画
「知らなかった調味料が手に入り、料理の幅が広がりました」
「調味料が届くのが楽しみ。集める感覚がディアゴスティーニみたいです」
という声も多く届いています。
🔗 詳細はこちら → オンライン講座|waktak cooking class

もっと深く学びたい方には、テーマ特化型「麻辣講座」も

ヤンニョムとは別に、麻(マー)の辛さが際立つ「麻辣油」に特化した講座も用意しています。
- 動画+レシピ冊子+青花椒つき
- 単発4,400円(税込)
- 販売ページはこちら → 麻辣油オンライン講座

まとめ|ヤンニョムを知ると、台所が広がる

ヤンニョムの使い方を知ることで、冷蔵庫の食材がいつもと違う表情を見せてくれます。
そして、それを家族と分かち合うことで、食卓の空気が少し変わる。
料理とは、味だけでなく、台所に流れる空気そのものなのかもしれません。
もし、ヤンニョムを“なんとなく気になっていた”という方は、まずはひとさじ、台所に迎えてみてください。
📩 LINE登録で、最新レッスン情報・日々の食のつぶやきが届きます
→ LINE登録はこちら
📖 ヤンニョムの製造背景やレシピ紹介も掲載
→ ヤンニョム特設ページはこちら
