

ひかりちゃん、
梅酢ってどんなものなの?
詳しく教えてもらっていいかしら?



はい、わかりました!
梅酢について詳しくお伝えしますね!
調味料としてはあまり一般的ではない「梅酢」。
この記事ではその梅酢について詳しく説明し、梅酢を使った簡単なレシピもご紹介していきます。
梅酢とは?





「酢」ってゆう文字が使われているけど、
梅酢も同じ酢なのかしら?



米酢などの醸造酢とは少し作り方が違うんですよね!
酢とは作り方が違う梅酢


「醸造酢」という、いわゆる一般的な酢は、お米などを一度お酒にするか、アルコールを添加してから酢酸発酵という工程を経てようやく酢となります。
一方梅酢は、梅を塩漬けしたときに出てくる水分のことを指しています。
梅干しを作るときに、まずは梅を塩で漬けます。
塩によって浸透圧がかかり、梅から果汁が出てきて、その果汁に塩が溶け込む。
その、梅の果汁に塩が溶け込んだものを梅酢と言います。
また、梅と塩だけの梅酢を「白梅酢」
一方、梅と塩に赤紫蘇を加えた梅酢を「赤梅酢」と言います。
ワクタクの梅酢は後者の「赤梅酢」です。
食卓を華やかに飾る赤い色とほんのり香る赤紫蘇の香りが良かったので、この赤梅酢を採用しました。
そもそも昔は梅酢を作るために梅を漬けていて、梅干しはその副産物だったそうです。
ワクタクの梅干しは赤紫蘇を加えた梅干しです。
だから梅酢もまた、赤紫蘇を加えた赤梅酢にしたかったのです。



梅の果汁に塩が溶け込んだものが梅酢なのね!
よくわかったわ♡
でも、どうやって使うのかしら?



うちの息子は毎日飲んでいます!
ここからは効能と使い方をご紹介しますね!
梅はその日の難逃れ


「梅は三毒を断つ」などと昔から言われているように、各家庭で大切にされてきました。
疲れをとって、血行をよくすると言われていたり。
食欲がない夏場にもサッパリしていて消化もいい。
それに加えて食中毒を予防したり、血圧をコントロールしたり…などなど、梅の効能はたくさん聞きます。
朝ごはんに梅干しを一粒食べる。
そうすると、梅に含まれる成分によって一日元気に過ごすことができる。
「梅はその日の難逃れ」
梅は各家庭である種おまじないのように、ある種薬のように食べられてきました。



「梅はその日の難逃れ」ね!
梅を食べると1日元気に過ごせそうね♡



そうですね!
梅酢は手軽にその梅の成分を摂れるんですよ!
梅酢は天然のスポーツドリンク


梅の酸っぱい成分は「クエン酸」です。
クエン酸は、疲れの原因である乳酸を分解して、エネルギーを作り出すと言われています。
スポーツドリンクの裏側を見てみてください。
「クエン酸」という文字が見つかると思いますよ。
そして、汗をかくと塩分も体の外に出てしまいます。
梅の果汁に塩分が溶け込んでいる梅酢は、この塩分も合わせて摂ることが出来ます。
まさに梅酢は天然のスポーツドリンク。
うちの息子は毎日保育園に水筒を持って行くのですが、氷水に大さじ1の梅酢を入れることで熱中症の予防にもなり、夏でも毎日元気に遊んでいます。
ちょっと酸っぱいのが苦手…という場合でも、蜂蜜を加えたりして体に優しい天然のスポーツドリンクができます。



なるほど!
それなら簡単に梅の成分を摂取できそうね!
そのほかにも使い道はあるのかしら?



使い道はたくさんありますよ!
でも注意点もあるんです。
梅酢の使い方と注意点


日々の暮らしで使える梅酢の使い方2選
例えば、我が家ではおにぎりを握る時の手水の代わりに梅酢をつけます。
塩分もあるので塩は必要ありません。
先ほどのクエン酸には殺菌作用もあり、夏場にどこかに出かけるときに梅酢を使ったおにぎりは安心です。
また、程よい塩味と酸味が暑い夏でも食欲を増進させてくれます。
そのほかにも、手巻き寿司をするときに酢の代わりに梅酢を使った酢飯に変えることで、ほんのりピンク色に変わり、食卓を華やかにしてくれます。
見た目だけではなく、ほんのり香る梅の香りもまたとても良いアクセントになりますよ。
このように、梅酢は酢に代用ができます。
ちょっと食欲がないな…とか、サッパリと食べたいな…というときは、酢の代わりに梅酢を使うことで、また違った味わいになります。



ただ、注意して欲しいことがあります!
塩分には要注意


梅酢は酢の代わりに使えるのですが、ひとつ注意してもらいたいことが塩分です。
酢と違い、梅酢には塩分も多く含まれています。
梅干しを長期間保存するためには、塩分濃度を高くしなければならないため、その塩分が溶け込んだ梅酢もまた塩分を多く含みます。
そのため、普通の酢と同じ感覚で梅酢を使うと、料理が塩辛くなってしまうということがあります。
普通の酢よりも気持ち控え目に。
最初は味見をしながら梅酢使って、コツを掴みましょう!



おにぎりや酢飯、ドリンクなど、
梅干しがちょっと苦手なこどもたちでも手軽に梅を摂取できるのがいいわね♡



はい!
「梅はその日の難逃れ」
大人はもちろん、こどもにこそ梅酢を使ってもらいたいですね!
ということで、梅酢の説明は以上になります。
手軽に梅の成分を摂取できる梅酢。
日々の暮らしの中で是非有効活用してみてくださいね。



ひかりちゃんが教えてくれる韓国料理教室はこちらよ↓
今回の梅酢のように、新たな調味料との出会いは、食卓に笑顔の花を咲かせてくれるのよ♡


コメント
コメント一覧 (2件)
[…] Umezu / 우메즈 / 梅酢 […]
[…] ワクタクの梅酢 […]