【レシピ】韓国のお坊さんから教えてもらった、体に優しいタンスユク「精進タンスユク」の作り方

韓国はキムチ文化の国でまた野菜をたくさん食す文化を持っています。
各種ナムル料理、サム料理、ビビンパ料理、チゲにもたくさんの野菜を入れます。
そしてもう一つの代表例が精進料理だと考えています。
精進料理での「蓮」の全て葉っぱ、花、茎、根を使った料理は芸術的作品ではありませんでしょうか?!
美しい料理、という言葉がぴったりです。

精進料理に少し触れたく参加した料理教室で知ったのですが、
動物性の食材を食べないお坊さん達は疲れた時に食べるのがきのこ類だそうです。

このお坊さんから習ったこの精進タンスユク。
作りやすいように、私なりにアレンジしたものをシェアさせてもらいました。

豚肉と椎茸両方を作って夫に食べさせたら、あの肉好きの夫が「椎茸の方がうまいっ!」と言っていました笑
ジュワッと中から溢れ出てくる椎茸の旨みをしっかりと感じられますよ。

今回はその「精進タンスユク」をご紹介します!

◾️作りやすい分量(2〜3人分)

・椎茸・・・・・・・・・・・100g
・パプリカ(赤、黄)・・・・1/2個ずつ
・ピーマン・・・・・・・・・1/2個
・塩・・・・・・・・・・・・少々

(ころもの分量)
・中力粉・・・・・・・・・・大さじ1.5
・片栗粉・・・・・・・・・・大さじ1.5
・水・・・・・・・・・・・・40ml

(ソースの分量)
・水・・・・・・・・・・・・100ml
・グラニュー糖・・・・・・・30g
・醤油・・・・・・・・・・・小さじ1
・酢・・・・・・・・・・・・小さじ1
・片栗粉・・・・・・・・・・大さじ1/2
・片栗粉を溶かす水・・・・・大さじ1
・揚げ油・・・・・・・・・容器の3〜4cm深さ

◾️作り方の手順

① 椎茸の軸を切り果肉を4等分する。
 パプリカとピーマンも乱切りに切る。

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② 鍋に油を敷き、160度〜170度まで温める。

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③②の油を温めている間に、分量の衣を作って①の椎茸をまとう。

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④ ③の椎茸を入れて片面ずつ40秒〜50秒ぐらいに揚げる。

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⑤④を油180度まで上げて2度揚げする。

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⑥フライパンを使ってソースを作る。
 水→グラニュー糖→醤油→酢の順で。

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⑦⑥にパプリカとピーマンを入れて20秒ほどソースと馴染ませる。

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⑧⑦に水に溶かした片栗粉を入れてとろみをつけて、揚げ椎茸を加えソースに馴染ませて完成。

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■ポイント

・椎茸はできるだけ肉厚のものを選んでください。

・椎茸やパプリカ、ピーマンは大きくきる。

・椎茸を分量で作った衣を綺麗にまとわせる。

・ソースの量も程よい(韓国中華のタンスユクはソースが多めなのであえて少なくしている。)

・完成したら暖かいうちにすぐ食べましょう。

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この記事を書いた人

ひかりのアバター ひかり 代表取締役CEO

中国吉林省の朝鮮族の家庭に生まれる。
20歳に日本語を学ぶために来日。
日本語学校を経て大学を卒業後、家電メーカーショールームアテンダントとして働いたのち、夫の高松と共に新規就農。
こどもが生まれたことをきっかけに、キムチ作りを始め、故郷の家庭料理を広く伝えるキッチンカー、料理教室を開始。
今では全国を回って料理を伝えている。

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